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印刷博物館、世界のブックデザインを展示

 「World Book Design(世界のブックデザイン)2010−2011」が、2012年2月19日まで、印刷博物館P&Pギャラリー(東京都文京区のトッパン小石川ビル)で開催されている。
 開会前日のオープニングで印刷博物館の樺山紘一館長は、「電子書籍が隆盛を迎えようとする時、書物にデザインを求めるのはもう時代遅れでしょうか。われわれはそうは考えません。中身の豊かさと等しく外見の美しさこそ書物の要件だと固く信じています」と挨拶した。
 今回はオーストリア、オランダ、カナダ、中国、スイス、ドイツ、そして日本の計7ヵ国から約240点が展示された。
 会場に人って正面に「世界で最も美しい本コンクール」の展示台。毎年、「Golden Letter金の活字賞」1点、金賞1点、銀貨2点、銅賞5点、栄誉賞5点の計14点が選ばれている。2011年は32ヵ国計596点の応募があり、金の活字賞はオランダの『イスラエル−パレスチナ紛争地図帳』が受賞した。
 入場は無料。世界のブックデザインおよび造本技術の水準を手に取ってみられる。デジタル化が急速に進む出版の世界で”物としての本”のすばらしさが実感できる。
                               (紙之新聞


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