日本製紙、石巻工場品の嵩高中質紙の販売再開
日本製紙は、東日本大震災の影響により石巻工場は大きな被害を受けたが、一部抄紙機が稼働したことから、このほど嵩高中質紙の「フロンティタフ」シリーズの生産・販売を再開した。これにともない、同シリーズの白色度80%で印刷再現性の高い「フロンティタフ80」に、「米坪55g・紙厚110μm」、「米坪65g・紙厚130μm」の2つを新たに販売を開始した。
「フロンティタフ」シリーズは、従来品と同等の紙厚を維持しながら、嵩高技術により従来品を上回る軽量化を実現した中質紙で、白色度により「70」「75」「80」の3シリーズがある。石巻工場が津波の直撃を受けて操業全停止となったことから、製品を供給できない状況が続いていた。
今回再開にこぎ着けたのは、同シリーズを生産している8号抄紙機が稼働したため。
同シリーズは、軽さと高い不透明度を兼ね備え、たっぷりとした紙厚と柔らかさが特徴の紙で、ページが多くてもめくりやすく、ボリューム感を演出することができる。今回2つの米坪を追加したことにより「フロンティタフ80」は、米坪55g・紙厚110μmから米坪95g・紙厚190μmまで6米坪がラインナップされたことになる。
(Web業界紙)
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