国際紙パ商事など、出雲大社の檜皮を紙に再利用支援
出雲大社の本殿大屋根に使われた檜皮が再利用されて「大社檜皮紙〈おおやしろひわだし)」という紙に生まれ変わった。
出雲大社は平成25年5月10日に、平成20年に遷座の仮殿から本殿への大遷宮「平成の大遷宮」が行われる。これを控えて本殿大屋根の檜皮の葺き替えが今年11月までに終了したが、大社に環境CSR活動を実施する意向があり、国際紙パルプ商事、王子特殊紙、高桑美術印刷、中筋組、システムクリエイツの5社がこの神殿版CSR活動を支援した。
古い檜皮は58年前の昭和28年の大遷宮で葺き替えられたもの。檜皮は1トン焼却すると1・8トンの二酸化炭素排出になるという。
KFPの提案で紙に抄き込まれることとなったが、抄造に向けての檜皮の選別や、この紙から造られる授与品などの組み立てには地域の障害者支援施設に委託し就労支援としても行われた。
乳白色の肌合いにヒノキの皮の繊維が残る温かみのある大社檜皮紙。感謝状や色紙、祝詞紙などに加工される予定だ。
なお、この「大社檜皮紙」は、経緯説明つきでKPP1階エントランスに展示されている。
(紙之新聞)
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