お問い合わせ
北越紀州製紙、紙加工の中国・東拓を子会社化

 北越紀州製紙は、中国・上海の紙加工会社、東拓を近く子会社化するとともに、特殊紙でも海外生産の検討を始めたことを明らかにした。洋紙の輸出拡大および中国・広東省での白板紙の合弁工場建設と合わせて、中期経営計画「G−1st」(ジー・ファースト、2011〜2013年度)で掲げる「国際競争力の増大」施策の一環と位置付けている。
 東拓は、北越紀州製紙が長岡工場で生産しているICチップ用キャリアテープの原紙をスリット加工する工場である。北越紀州製紙の東拓への出資比率は、現在30%だが、今年内に51%とする方向である。
 また、特殊紙の海外生産は「検討している段階」(赤川公一常務)として、進出先や時期など具体的内容は明らかにしていない。この特殊紙の海外生産が実現すれば、洋紙、白板紙、紙加工の全分野で「国際競争力の増大」施策が出揃うことになる。
 ざらに、白板紙の合弁工場建設のため、香港に北越紀州製紙(出資比率60%)が三菱商事(10%)、香港のHC社(30%)とともに設立した星輝腔股有限公司が、来年2月に増資で資本金を5000万米ドルとする。これによって、白板紙の合弁工場は来年4月に着工し、2013年11月に運転開始を目指すことになった。
                               (紙之新聞


トップページに戻る