紙の博物館の機関誌に連載中の「京都の紙」が好評
紙の博物館評議員・文学博士の河野徳吉氏が、同館機関誌「百万塔」に連載している「京都の紙」が好評だ。
連載は、今年6月発行の「百万塔」139号の「『京都の紙』第1章 1、麗しの紙屋川」でスタートし、10月発行の同140号に「同第1章 2、紙屋院は野宮の東」が2回目である。
日本の伝統を象徴する京都と、その伝統を支えた祇に対する著者の優れた洞察力を駆使しての研究成果であり、読み手の探究心を喚起し読み応えのある連載になっている。
連載の構成について、著者はスタート時のプロローグで「先ず紙屋川の泉から桂川に合流するまでの、古い歴史と風景を題材にする」と記し、「麗しの紙屋川」を書いた。
次に「紙屋院がどこにあったのか、どのような機能を以っていたのかを、記録、伝承古文書で探索するのが、今回の「紙屋院は野営の東」である。
さらに、プロローグでは「それから紙師、紙座の位置と酋長と、紙屋の係りのある職方、紙商仲間など、幅広い分野の資料を分祈する」という。次号が、楽しみである。
(紙之新聞)
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