郡山・土屋印刷所、被災地初のGP工場認定
東日本大震災後、被災地初のグリーンプリンティング(GP)工場が誕生し明るい話題となっている。環境に配慮した印刷工場の総合認定制度であるGP工場は、社団法人日本印刷産業連合会(猿渡智会長)から認定されるが、第21回の認定委員会で福島県郡山市の挙y屋印刷所(土屋弘社長)が選ばれ、10月26日の認定式で認定された。
同社は昭和44年創業で従業員7人。小規模印刷工場でありながら郡山市のエコオフィス認定やFSC森林認証を受けるなど、環境保全活動に積極的に取り組んでいた。
今回の震災では建物や印刷機械の一部破損を受け、また、原発事故の影響で受注が減少しているにもかかわらず、一貫した環境保全の努力を続けたことが評価された。
土屋社長は「CSR(企業の社会的責任)の一環として環境を考えた印刷物を作っていきたいと思いGP認定取得に取り組んできました。行政の省エネ事業への取り組みの依頼などもあり、去年の12月頃から本格的に着手。途中、大震災の影響で中断しましたが、担当者の頑張りと従業員一人ひとりの自主的な取り組みで取得することができました」と従業員を讃えた。
日印産連は平成18年にGP工場の認定制度を設け今年で5周年。認定を受けた工場は「GPマーク」を表示することができ、環境に配慮した印刷製品を広く普及することができる。
(紙之新聞)
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