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関東古紙10月市況、欧州経済危機が価格に波及

 関東製紙原料直納商工組合・主要32社の裾物古紙3品種の10月末総在庫量は2万8355トン(前年同月比7・3%増)で総在庫率は10・8%だった。前月より3・4ポイント下降し、5925トン減少した。
 総仕入れ量は25万7563トン(同3・4%増)で4ヵ月連続増加した。総出荷量は26万3488トン(同5・3%増)で5ヵ月連続増加した。前月は新聞古紙の仕入れ・出荷のみ前年同月を下回っていたが、10月は仕入れこそ激減となっているが、それを除いては全て前年同月比を上回った。
 段ボール古紙のメーカー購入価格は10月1日から問屋店頭渡しで1トン当たり2000円値上げし1万7000円になり、連動して問屋買値である市中価格も1000円上昇したばかりだが、ギリシャに端を発した欧州経済危機の影響はアジア・中国経済にも及び、段ボール古紙を含め再生資源価格は大幅に下落、関東商組の組合輸出は段ボール古紙、新聞古紙、雑誌古紙とも10月末の会議で11月積みの輸出は取り虫めた。
 段ボール古紙の対中国輸出価格は1トン当たり200〜205ドルの値下がりとなり、関東商組の10月積み価格の1万7422円に比べ約2割に当たるの3500円前後下落して、1トン当たり1万4000円前後となり、国内段ボール原紙メーカーが1万7000円にしたばかりで、1ヵ月も経たないうちに国内より値下がりした。
                               (紙之新聞


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