10月日銀企業物価指数、中芯・白板紙など上昇
10月の日銀企業物価指数(2005年平均=100)によると、中芯、白板紙など板紙の国内価格指数が前月に比べ上昇した。ライナーの指数に変化はないが、中芯の10月指数は129・6で前月比2・8%上昇した。白板紙の指数は123・0で同4・0%の上昇。
印刷用紙は前月に上昇したものの後が続いていない。10月指数が速報値で前月が確報値という違いはあるが、前月比反落した品目も多く一進一退の様相。
印刷用紙の中で前月比上昇したのは中質紙と特殊印刷用紙ぐらいで他は全て下げている。分類項目の「印刷用紙」10月価格指数は106・2で前月比0・5%下落した。
ちなみに10月の輸入価格指数をみると為替の円高化が前月比0・2%、前年同月比6・3%進行する中、市況が弱含んでいる製紙用晒クラフトパルプは円ベースの指数が109・9(前月比3・3%安、前年同月比8・6%安)、契約通貨(通常ドル)ベースの指数が157・7(前月比3・3%安、前年同月比2・5%安)と値下がりしている。
しかし製品である「紙」(新聞用紙、塗工印刷用紙、ミルクカートン用紙)の10月輸入価格指数は、円ベースで105・5(前月比、前年同月比とも0・3%高)、契約通貨ベースの指数は116・6(前月比0・3%高、前年同月比1・5%高)といずれも値上がりしている。
(紙之新聞)
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