紙・板紙輸入、9月は10%増に鈍化
9月の紙・板紙輸入量は、前年同月比10・0%増の14万8331トンと、4月から6ヵ月連続で前年同月を上回った。ただ、月間輸入量で過去最高となった8月の20万5142トンに比べると、大幅に減少した。輸入金額は、同9・0%増の127億5859万円。
輸入紙の5〜8月の大幅増加攻勢は、東日本大震災に伴う国内供給能力の一時的低下および史上空前の円高によるところが大きい。それだけに、国内供給能力は復旧・回復したものの、引き続き円高状態にあるため、今後とも予断を許さない状況が続きそうだ。
一方、9月の紙・板紙輸出量は、前年同月比40・9%減の6万5008トンと3月から7ヵ月連続減少で、しかも4月から6ヵ月連続で大幅減少した。それだけに、国内供給能力の復旧・回復が10月以降の輸出にどのような影響を及ぼすのか注目される。
9月の内訳は、紙輸入量が同14・2%増の12万1017トン。輸入金額は、同11・8%増の105億9511万8000円。
品目別では、PPC用紙が同13・9%減の2万9884トン、コート紙が同80・9%増の3万3992トン、中質コート紙が同28・5%増の4万1698トンと、依然として塗工紙が大幅に増加している。
(紙之新聞)
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