印刷業、工業統計速報で出荷額が6兆円割れ
リーマン・ショックがあった平成20年に印刷業出荷額はすでに6兆円を切っているが、経済産業省が9月30日に発表した平成22年工業統計速報(4人以上事業所)によると、印刷業を含む印刷産業全体の「印刷・同関連業」の出荷額は前年比3・4%減の5兆9609億5900万円で、平成20年から21年の同8・3%減より減少率は縮小したが6兆円を割り込んだ。5兆円台になったのは昭和60年(1985年)以来で、25年前に戻った。
「印刷・同関連業」には印刷業・製版業・製本業・印刷加工業・印刷関連サービス業が入り、印刷産業全体で前年の平成21年より金額で2111億円減少した。平成20年から21年では5657億円減少で下げ幅は縮まっている。
事業所総数は1万3883事業所で前年比6・5%減、従業員総数は29万5722人で同4・3%減、付加価値額は約2兆2500億円で同4・5%減となっている。
一方、「パルプ・紙・紙加工品製造業」は「印刷・同関連業」に資材を供給する立場であり平成22年の出荷額は7兆380億1600万円の前年比0・4%減で、平成20年から21年では同9・3%減の大幅減から回復し、あと少しでプラスになるまでに至っている。
(紙之新聞)
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