吉田郷親紙会、半年遅れで懇親会開く
愛媛県宇和島市吉田町出身者および両親や祖父母が緑のある紙業界従事者でつくる吉田郷親紙会(会長=山本雅章・サンオーク顧問)の第13回の懇親会が10月17日午後6時から8時半まで、東京・銀座の紙パルプ会館1階「ラウンジ・パピエ」で開催され、29人が参加、司会進行の渡辺祥一郎氏(横田洋紙店)が古里の懐かしい「じゃこ天もあります」と紹介し、旧交を温めあった。
開会挨拶で山本会長は「4月19日に開催予定が東日本大震災1ヵ月後でもあり、相談のうえ6ヵ月延ばしました。その時も小学館の広岡克己専務に講演をお願いしていましたが、今回も快く承諾していただきました。出版は紙流通にとって多いので様々な角度から聞き、頭に入れ、明日からの営業活動の一端としたい」と述べた。
乾杯は会の発起人で元会長の清家豊誰・平和紙業相談役が「夜中の2時、3時に汽車が走っている音で目が覚めると(鉄道マニアの)広岡さん(講演者)を思い出す。10月14日(3日前)は鉄道の日で上毛鉄道をテレビでやっていた。紙屋も苦しんでいるが上毛鉄道は自転車を持って乗れるようにし、買い物も便利になった。紙屋も新しいことを考えて不況を乗り切りたい。東北が復旧・復興すれば景気はよくなると思う」と乾杯した。
講演は「震災の対応と出版界の現状」と題して小学館専務の広岡克己氏が、現地の書店の状況、紙の供給不足で出版界がいかに対応して発刊したか、減少する出版概況や広告費の減少と移り変わりなど、1時間半にわたって生の現場の動きを紹介した。
(紙之新聞)
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