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米山紙商事、自己破産申請ヘ

 戦後日本の卸商業界の組合づくりに貢献し、日本洋紙板紙卸商業組合を設立して初代理事長を務めた故米山芳美氏が創業した米山紙商事(本社=東京都品川区大井、米山和夫社長)が10月31日に自己破産申請の準備に入った。負債は今年5月決算時点で手形割引約10億6800万円を含む負債総額は約80億3600万円だった。
 昨年9月8日に故米山芳美氏が死去、バブル崩壊以降、製紙メーカー、代理店は相次いで合併する中、数の多い紙卸商業界は業界再編に立ち遅れると同時に電子メディアの登場、平成18年から人口減少による少子高齢化の加速、平成20年のリーマン・ショック、そして、今年3月の東日本大震災で紙需要が減少していく中、元理事長会社でもある大手卸商の行き詰まりで業界関係者のショックは隠せない。
 米山紙商事の代表者は米山和夫社長と弟の耕二副社長、資本金は9000万円で従業員は70人、年間売上高は約80億円だった。10月31日午後に事後処理を安藤寿朗弁護士(東京都港区西新橋)ほか2人に一任し、自己破産申請の準備に人った。
 同社は昭和24年1月創業、昭和29年6月に法人改組し、戦後の高度成長とともに経営基盤を確立し、拡大してきた。本店のほか横浜、沼津に支店を持ち、東京、神奈川、静岡の印刷業者や生態・包装加工業者、官公庁を中心に安定した顧客基盤を確立し、平成10年5月期には年売上高約178億円、従業員も130人を超えていた。
                               (紙之新聞


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