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10月のアジア紙市況、香港で需要低迷で価格下落

 日本紙パルプ商事販売推進営業部業務担当がまとめた101月のアジア紙市況のうち、香港の一般市況概況は依然として閑散とした商況が続いている。夏場も目に見える需要の盛り上がりがないまま終了し、不需要期の第4四半期に突入している。
 景気が大きく落ち込んだ欧米向けの出版物再輸出は相変わらず低迷しており、大手印刷会社を除くと、ほとんど仕事が取れない状況が続いている。
 紙商各社もこのような大手印刷会社向けインデント受注以外、在庫用販売は荷動きが極めて乏しく、在庫の消化は依然として進んでいない。受注に苦慮する中小印刷会社は資金繰りに苦しくなってきており、紙商の目下の最優先課題は販売代金の回収と早期の在庫の消化となっている。
 香港のコート紙は大手印刷会社の香港内雑誌向けの需要は堅調だが、欧米向け出版物の再輸出は低調で、中国など主要メーカーからの新増産分の供給も出始めて需給バランスも崩れており、市場価格は下落が続いている。
 中国大手メーカー品の一般価格はトン当たり830米ドル(平判、DTHC含まず)と一段と安値で動いており、大口ユーザー向けには800米ドル以下も可能との声も聞かれる。
                               (紙之新聞


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