9月印刷用紙、総在庫率42ヵ月ぶりに140%台
9月の上級紙・塗工紙・微塗工紙のメーカー総生産量は58万7008トン(前年同月比8・2%減)、国内総払出量は58万6165トン(同1・5%増)、生産は7ヵ月連続減少したが払出しは2ヵ月連続増加した。2008年同月比では生産は27・5%減、払出しは16・3%減だった。
一方、代理店国内総販売量は60万2798トン(同5・8%増)で2ヵ月連続増加した。2008年同月比では8・9%減だった。その結果、メーカー・代理店の総在庫量は85万7821トン(同20・9%減)で総在庫率は142・3%だった。
総在庫量は5月以来100万トン台を割り、90万トン台で推移しているが、7月に80万トン台になり2ヵ月ぶりの80万トン台だった。また、総在庫率は今年1月まで200%台だったが、4月以降8月までは170%台で、9月になり2008年3月以来42ヵ月ぶりに140%台に下降した。
メーカーが打ち出した9月以降の”跛行型”の新値は、長い交渉期間が続いているものの、2ヵ月間経過しても動きが鈍い。旧値在庫は流通によっては9月に入る前から量を保有している流通で10月半ばには切れ、新値体系に移行していなければならないが、2ヵ月経っても価格決着が見えていない。
(紙之新聞)
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