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出版の販売概況、8月の販売金額は1・5%減

 8月期の書籍雑誌推定販売金額は、前年同月比1・5%減と小幅な減少に止まった。送品稼働日が1日多かったため、発行金額は書籍が1・2%上回り、雑誌も2・1%減と下げ幅が小さかった。返品はここ2ヵ月は書籍は横ばい、雑誌は増加傾向がみられ、売れ行きがよいわけではない。
 販売金額の内訳は、書籍が1・0%増、雑誌が3・2%減。書籍が前年を上回ったのは、好売れ行きを示すタイトルが増えているためと見られる。
 8月下旬に100万部を突破した「心を整える。」(幻冬舎)は108万部に伸長、片づけ本「人生がときめく片づけの魔法」(サンマーク出版)は80万部、現役官僚の古賀茂明氏が書いた「日本中枢の崩壊」(講談社)が38万邦、同著者の新書本「官僚の責任」(PHP研究所)が38万部、直木賞受賞作「下町ロケット」(小学館)が32万邦といった様に、ベストセラーの部数レベルが高い。原発関連書の刊行は依然盛んだが、売れ行き的にはほぼ一段落したようだ。
 雑誌の内訳は、月刊誌が3・0%減、週刊誌が3・9%誠。週刊誌は稼働日増で発行本数が増えたため、下げ幅は今年もっとも小さい月となった。また人気タレント島田紳助の芸能界電撃引退の真相に迫った8月末発売の総合週刊誌などがよく売れた。
                              (紙業日日新聞


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