9月メーカー、塗工紙は前月に続きプラス
9月のメーカーの紙・板紙の国内出荷は前年同月のほぼ横ばいの0・1%減少だった。3月の東日本大震災後初めて前年同月を上回った8月(紙・板紙計2・0%増)には及ばなかったが、前年同月並みを維持した。印刷用紙は過去最高水準で流入している輸入紙の影響があることが否定できないが、値上げを控えての前倒しによる需要もあり印刷・情報用紙全体の国内出荷もほぼ横ばいを保っている形だ。
日本製紙連合会の速報値によれば、同月の紙の国内出荷量は126万7477トン、前年同月比1・2%減。塗工印刷用紙が32万0320トンで同4・5%増。このうちコート紙は17万4833トン、同4・5%増となり前月に続いてのプラス。軽量コート紙も12万9326トン、同5・9%増加した。塗工紙は輸入紙の増勢が大きいが、メーカーの出荷も比較的高い伸び率となっている。非塗工印刷用紙においても、上級印刷紙が3・2%増と8月(9・7%増)に続いてプラス。半面、微塗工印刷用紙は9月もマイナス(3・7%減)にとどまっている。
紙がマイナスの一方で、板紙は同1・4%増の94万2706トン。8月(3・3%増)よりは鈍化しているが、プラスを持続している。段ボール原紙が同0・3%増、紙器用板紙が同8・5%増。
(紙之新聞)
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