関東古紙9月、段古紙のメーカー買値が上昇
関東製紙原料直納商工組合・主要32社の裾物古紙3品種の9月末総在庫量は3万4280トン(前年同月比23・9%増)で総在庫率は14・2%だった。前月より1ポイント上昇し2353トン増加した。
総仕入れ量は24万3163トン(同2・9%増)で3ヵ月連続増加した。総出荷量は24万0811トン(同0・8%増)で4ヵ月連続で増加した。仕入れ・出荷とも新聞古紙は前年同月を割っている。
段ボール原紙メーカーの10月1日から11月21日の値上げを受けて原料である段ボール古紙価格はメーカー買値が問屋店頭渡し1トン当たり2000円値上がりし、それに連動して回収業者から問屋が買う買値も同1000円上昇した。
段ボール古紙は、製紙買値は2009年2月以来33ヵ月ぶりに改定し、問屋買値は2011年2月以来8ヵ月ぶりに改定した。段ボール古紙のみの値上げで新聞古紙、雑前古紙については動きがない。
輸出で大半のシェアを有する段ボール古紙の内外価格差は大幅に縮小したが、新聞古紙、雑誌古紙の内外価格差は乖離したままで、洋紙メーカーは印刷用紙の値上げの関係で様子を見ているが、洋紙価格の値上げの声は9月実施以降はっきりと伝わっていない。
(紙之新聞)
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