洛東遺芳館で秋季展「四季の花展」が開催中
洛東遺芳館(京都市東山区問屋町通五条下ル)は10月1日から秋季展「四季の花展」を開催中だ。
歌川広重、鳥居清長、池大雅、円山応挙など江戸時代の画家の作品や、気品が高い遊具「合わせ貝」、蒔絵・黒塗りの色紙箱、菓子盆など工芸品多数を展示している。
洛東遺芳館の母体である柏原紙商事・柏原家は肥後熊本の藩主加藤清正の家臣、柏原郷倉衛門を祖とする。初代柏原三右衛門が正保2年(1645年)に京都の同所に居を構え、当初は京小間物、扇子などを商った。
元禄の頃から江戸へ「木綿店」「漆器店」「紙店」などの店を出し、当時の京商人の大きな目標であった「江戸点持ち京商人」となり豪商の列に加わった。
洛東遺芳館はかつて邸内座敷各室で展示をしていたが、二数十年来の建物で傷みもひどくなるため、また建物自体も文化財的意昧を持っている関係から、昭和52年に邸内の一隅に展示館を建設。以来ここで春秋年2回特別公開をしている。
秋季展は11月3日まで開催されている。
(紙之新聞)
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