文運堂、竹バルプ100%のノートを新開発
中越パルプ工業グループの兜カ運堂(東京都渋谷区、稲持裕社長)は、日本で初めて国産竹パルプ100%使用の「日本の竹紙ノート」の販売を始めた。
近年、都市部への人口流出のため、放置竹林が増加。周囲の里山や森林を侵食する「竹害」が社会問題になっている。竹林を保全し、適切に竹を間引きすることで里山の持つ生物多様性や森林の水源涵養機能が保たれる。竹を原料とした紙製品は、このような環境保全への貢献が期待でき、使用後は古紙として再利用できることも含め、今後の用途拡大の可能性が大きい。
「日本の竹紙ノート」は、鹿児島産の竹パルプを使用し表紙・本文に採用。B5サイズで4種類のラインナップ。やさしい手触りで和紙に似た風合いがある。標準小売価格は350円(税別)。
中越パルプ工業は、2009年から国産竹バルプ100%の印刷用紙「竹紙100」を販売し、包装紙やパンフレットに使用されている。このノートは、初の一般消費者向けの商品で、環境保全意識が高いユーザーなどにも販売を注力したい考えだ。
(紙之新聞)
(トップページに戻る)