8月紙・板紙輸入量は過去最高数量を更新
8月の紙・板紙輸入量は、前年同月比22・3%増の20万5142トンと、過去最高だった5月の輸入量18万8466トンを上回るとともに、月間輸入量としては初めて20万トンを超えた。また、4月から5ヵ月連続して前年同月比で増加した。金額ベースでは、同20・8%増の174億7078万7000円だった。
輸入紙の大幅増勢は、東日本大震災に伴う国内供給能力の一時的低下および史上空前の円高によると見られる。それだけに、日本製紙石巻工場、三菱製紙八戸工場の復旧・生産再開と、今秋からの紙・板紙値上げが、輸入紙の今後の動向にどのような影響を及ぼすのか注目される。
一方、8月の紙・板紙輸出量は、前年同月比43・2%減の6万8119トンと3月から6ヵ月連続減少で、しかも4月から5ヵ月連続で大幅減少した。
8月の内訳は、紙輸入量が同29・0%増の17万2828トン。輸入金額は、同26・3%増の148億223万6000円。
品目別では、PPC用紙が同19・8%増の4万6392トン、中下級印刷用紙が同27・8%増の2万1437トン、コート紙が同59・8%増の3万7928トン、中質コート紙が同31・4%増の5万3327トンと、軒並み大幅増加。
板紙輸入量は、同4・0%減の3万2160トン。輸入金額は、同1・8%減の25億2260万7000円。
(紙之新聞)
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