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8月の印刷用紙、代販が6ヵ月ぶりに増加

 8月の上級紙・塗工紙・微塗工紙のメーカー総生産量は61万1184トン(前年同月比7・7%減)、国内総払出量は56万5442トン(同3・8%増)、生産は6ヵ月連続減少したが、払出しは6ヵ月ぶりに増加した。2008年同月比では依然生産は26・4%減、払出しは19・0%減だった。
 一方、代理店国内総販売量は53万5359トン(同6・4%増)で6ヵ月ぶりに増加した。2008年同月比では9・9%減だった。その結果、メーカー・代理店の総在庫量は93万4001トン(同15・3%減)で総在庫率は174・5%だった。前月より4・3ポイント上昇して4万1144トン増加した。
 前年同月比では35・5ポイント下降して16万8473トン減少している。総在庫率は今年1月まで200%台だったが、4月以降は170%台になっている。
 9月の印刷用紙の価格修正は動きが鈍い。価格交渉に当たっている最前線の卸商営業マンによれば、メーカーによって表明の足並みが揃ってないところが響いていて「こんなことは初めて」の声。強気で値上げを求めるメーカーもあれば、それほどの覚悟がなく量を求める傾向のメーカーもあり、メーカー間でスタンスの違うことも交渉を曖昧にしているところだと見る。
 一方、印刷会社は価格修正を受け入れる体力は残っておらず、限界のところも出ており、場合によっては倒産も頻発するとの見方も出ている。本当の値上げは後続の10月1日からと見られていて、大手・中堅印刷の交渉の動きを見ながら、旧値在庫が切れる10月半ばまでが勝負と見られている。
                               (紙之新聞


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