紙パの温暖化対策、10年度も目標をクリア
製紙業界が自主行動計画として取り組む温暖化対策についての、2010年度実績フォローアップ調査の結果が日本製紙連合会によりとりまとめられた。それによると同年度の化石エネルギー原単位、化石エネルギー起源CO2排出原単位ともに改善を継続していて、07年にさらにハードルを高めて改訂した新目標をともに4年連続して達成している。11、12年度は福島第1原発事故の影響による電力価格高騰や電力排出係数の悪影響などが想定されるため、両原単位ともに10年度よりも悪化しそう。しかし08〜12年度の5年間平均は目標を達成できそうだとしている。
製紙遠の「環境に関する自主行動計画(温暖化対策)」の現目標は、@08年度から12年度の5年間平均で、製品当たり化石エネ原単位を1990年度比20%削減し、化石エネ起源CO2排出原単位を同16%削減、A国内外の植林地面積(所有・管理)を12年度までに70万ヘクタールに拡大――の2点。
調査の結果、10年度の化石エネ原単位は1990年度比74・6%(前年度77・9%)、化石エネ起源CO2排出原単位は1990年度比77・4%(同81・6%)となった。ともに4年連続して目標をクリアし、製紙業界の改善が一段と進捗している。
(紙之新聞)
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