2020年の印刷産業出荷高は7・4兆円を予想
工業統計によると2008年の印刷産業の出荷高は“約6兆9000億円だが、これには印刷の市場規模であるエレクトロニクス産業資材やソフト・サービス・ITなどが入っておらず、これを含めた2010年推定の総出荷額は約7兆9000億円(従来の印刷産業の推定値は約6兆7000億円)。10年後2020年の総出荷額ば約7兆4000億円になるとの予測がなされた。
社団法人日本印刷産業連合会が9発21日に東京・ホテルニューオータニで開催した「2011年印刷文化典・記念式典」の前に行った記念講演「印刷産業ビジョン2020〜印刷産業の未来に向けて」で、印刷産業将来展望検討委員会WG座長の橋本博文氏(大日本印刷)が公表した。
伝統的な印刷分野はこの10年、IT・ネットワーク技術の進歩によってマルチメディアなどとの競合を含め大競争時代に入った。特にエレクトロニクス分野は現在、伸びは少なくなったものの市場規模は確実に拡大してきており、それを加えた2005年の総出荷額確定値は約8兆4959億7200万円(従来の印刷産業は7兆2934億円)だった。
2005年の確定値、2010年の推定値を導き出した手法により現在の状況から予測すると、2015年は7兆6345億円、2020年は7兆4206億円と漸減が予測される。
(紙之新聞)
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