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昭和電工、9月15日出荷分からカセイソーダを値上げ

 昭和電工は、紙パルプ産業界でインキや不純物の除去に多く使うカセイソーダを9月15日出荷分から値上げした。上げ幅は1キログラム当たり12円以上となっている。今春からの原燃料価格の上昇で2008年8月以来、3年ぶりとなる。
 日本カセイソーダ工業会がまとめた7月のカセイソーダの生産実績は34万5500トン(前年同月比3・6%減)で、3ヵ月ぶりに前年同月を下回った。前月比では4・5%増と仲びていることから、大震災で被災した工場が速く回復していることがわかる。
 出荷は36万1354トン(同0・1%減)で、そのうち国内向けは29万9443トン(同3・2%減)、輸出は6万1911トン(同18・0%増)で、大震災以降最も多くなった。在庫は12万1696トン(同5・9%増)と電力制限の前に積み増している。
 用途別出荷の内訳は化学工業向けが16万7076トン(同3・7%減)、紙パルプ向けが2万6477トン(同7・8%減)、非鉄金属が8066トン(同9・3%減)、食品向けが7446トン(同16・3%減)で、出荷の減少は電力制限による。各業界の電力制限解除と生産増加に値上げを並行させて実施する形を取った。
                               (紙之新聞


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