お問い合わせ
8月の紙・板紙は国内出荷がプラス転換

 8月のメーカーの紙・板紙の国内出荷が、3月の東日本大震災後初めて前年同月を上回った。紙、板紙ともにプラスで前年同月比2・3%増の210万9713トンとなった。在庫は紙がやや増えたが板紙ば減少している。メーカーが9月分ないし10月分から紙、板紙のほぼ全品種で値上げを打ち出しているが、出荷プラスには価格上昇前の手当て買いも一部にあったもようだ。
 日本製紙連合会の速報値によれば、同月の紙の国内出荷量は122万2844トン、前年同月比1・5%増えた。需要低迷が続いた印刷・情報用紙も8月は2・8%のプラスで、前年同月を上回るのは6ヵ月ぶり。新聞用紙も9ヵ月ぶりに前年同月を上回り0・3%増だった。
 塗工印刷用紙の国内出荷は同比6・5%増の30万3106トン。このうちコート紙は16万6054トン、6・0%増えた。塗工紙は輸入紙の増勢を受けているが、軽量コート紙も7・3%増の12万1738トンだった。
 非塗工印刷用紙においても上級印刷紙が9・7%と、このところ見られない高い伸び率となっている。半面で微塗工印刷用紙は2・6%のマイナスだった。
                               (紙之新聞


トップページに戻る