富士フイルムBS、ノーカーポン紙を値上げ
富士フイルムビジネスサプライは情報記録用紙主力商品の感圧紙(ノーカーボン紙)を10月21日出荷分から値上げする。価格引き上げ幅は10%以上で実施する。
同社は顧客第一主義を基本とした販売政策を進め、感圧紙はクレジットや保険の申込書、領収書、入会申込書、納品書、請求書など幅広い分野で使用されているが、近年感圧紙の需要量白体減少傾向を続け、同社も「想定を超えて進んでいる」としている。その一方で原燃料価格の高騰が収益を大きく圧迫。主要原料のマイクロカプセル製造コスト削減や物流費削減・生産効率改善などを進めているがすでに企業努力の範囲を超えているとして、値上げにより再生産ができる体制の維持をはかる。
同社は3月11日の東日本大震災で福島県・勿来の生産工場が被災。一時製品供給ができなくなったが、供給問題を最優先に取り組み、安定供給ができる体制を回復している。しかし長期化する原燃料価格高騰によ=る採算悪化から今回の発表となった。
ノーカーボン紙など情報用紙をはじめ、製紙メーカーの価格修正発表がほぼ全品種で発表されている。ノーカーボン紙主力の同社の動向が注目されていたが、ここにきて値上げ表明に踏み切った。
(紙之新聞)
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