王子製紙、ベトナムに段ボールの新工場を建設
王子製紙は9月2日、ベドナム・ハノイ近郊に段ボール製造の新工場を建設することを決めた。約23億円を投下し、段ボール年産4200万平方メートル、オフセット印刷年間1300万平方メートル(自社段ボール事業向け含む)の工場を建設し、2013年4月に稼働させる。
ベトナム国内において王子製紙グループは南部のリンナイ省と北部のハイフォン市に既存の段ボール製造拠点を保有しているが、新工場は王子製紙の100%子会社である王子テックス・ハイフォン社(ハイフォン市)の第2工場として建設する。敷地面積は約3万8000平方メートル。ベトナム国内で王子グループとして3番目の段ボール製造拠点となる。段ボール箱・シート生産のほか美粧段ボール箱の表面貼付用オフセット印刷物を製造する。
新工場はベトナム北部の段ボール需要増加に対応する。経済成長を続けるべトナム自体の需要が拡大している一方、中国における人件費上昇などから製造拠点を中国から分散・移管する企業が増えてベトナムヘの投資が増加傾向にある。段ボールの需要も増大傾向にあり、王子製紙は北部のハノイ・ハイフォン地域では今後の段ボール需給ひっ迫を予想している。
(紙之新聞)
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