三菱製紙、復興と収益強化を目指す中計策定
三菱製紙は2011年度下期から2014年度の経営計画を策定、10月1日から実施する。第1次中期経営計画は洋紙事業の復興と成長に向けての収益基盤強化を柱としていて、2015年3月末までの期間でこの計画を確実に実行したのち2015年以降の第2次計画で成長分野の強化を図る。
同社は東日本大震災で主力工場の八戸工場が大津波の被害を受けて全面ストップする深刻な事態となり、現在復興計画に全力を注いでいる。9月末には生産数量が震災前の90%まで回復し、主力製品の生産体制が整って復旧はほぼ完了する予定だ。
第1次計画では、今年10月から2013年3月までの1年6ヵ月を八戸工場の復興を中心に洋紙事業の復興の期間、2013年4月からの2年間は、財務基盤の強化・収益力確保と成長分野への資源投入の士台作りを中心に成長に向けての収益基盤強化の期間として位置付けている。
数値的には、12年3月期は下期に黒字化して通期の売上高2000億円、営業利益30億円、経常利益10億円と利益を確保、13年3月期の売上高2300億円、営業利益75億円、経常利益45億円へと増収増益を定着。第1期計画最終年度の15年3月期には売上高2400億円、営業利益100億円、経常利益70億円を実現する。今期末の従業員数は4380人だが、15年3月末には4186人へ約200人減らす。
(紙之新聞)
(トップページに戻る)