お問い合わせ
7月の印刷用紙、国内払出量は5ヵ月連続減少

 7月の上級紙・塗工紙・微塗工紙のメーカー総生産量は54万4107トン(前年同月比18・6%減)、国内総払出量は53万4500トン(同6・4%減)、生産・払出とも3月の震災以来5ヵ月連続減少した。2008年同月比では総生産量は35・8%減、総払出量は28・9%減だった。
 一方、代理店国内販売量は52万4606トン(同3・1%減)で生産・払出同様5ヵ月連続減少した。2008年同月比では17・7%減だった。その結果、メーカー・代理店の総在庫量は89万2857トン(同15・9%減)で総在庫率は170・2%。前月より17・8ポイント下降し5万1366トン減少。前年同月比では29・7ポイント下降し16万7922トン減少している。
 印刷用紙の需要が漸減している中で9月1日、同21日、10月1日の製紙メーカーの一斉値上げは流通業界を厳しい立場に追い込んでいるが、メーカーにとっても後に引けない立場。
 卸商によっては「要求した量から2割方減らされた成約しかメーカーはしてくれない。値上げを通すためか」の声も上がっているが、一方では「それほどメーカーは危機感を持って値上げを通そうとしている。お客さんに値上げをお願いしていきたいが、どのような立場を取っていいかはっきり考えが定まらない」と都内大手卸商の業務部長は胸のうちを語る。
                               (紙之新聞


トップページに戻る