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王子製紙、マレーシア・ハルタ社の買収完了

 王子製紙はマレーシアの段ボール製造販売大手、ハルタ・パッケージンググループの持株会社でマレーシア証券取引市場に上場するHPIリソース社のTOB(株式の公開買付)を8月19日に実行、応募のあった株式全部(発行済株式の96・8%)を取得し経営権を握ったことを明らかにした。買忖価額は日本円換算で約67億3300万円。
 このTOBは、王子製紙がマレーシアの100%子会社・王子アジア(クアラルンプール)を当事者として、ハルタ・パッケージンググループの持ち株会社であるHPIリソース社の発行済み株式を対象に今年6月中旬から取り組んできた。今回のTOBによって、ハルタ・パッケージンググループの経営権を取得した。王子製紙は今後、マレーシアの証券取引制度にのっとり残りの株式全てを取得し完全子会社とする。
 王子製紙によるマレーシアの段ボールメーカー買収は、昨年4月に最大手のGSPP社(王子製紙の出資比率75%)、今年2月のUKB社(出資比率100%)に続いて3番目。今回の買収により、同国内の段ボール販売シェア約30%を確保するとともに、カンボジアにも初めて事業拠点を持つことになった。
 ハルタ・パッケージンググループはマレーシアで4ヵ所の段ボール事業拠点(新規建設中が1ヵ所)とカンボジアのプノンペンに段ボールとプラスチックバッグの拠点がある。
                               (紙之新聞


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